文学・思想懇話会
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 『近代の夢と知性 文学・思想の昭和10年前後(1925〜1945)』
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  目 次

    まえがき

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  1. 文学的国際主義とディアスポラの運命 ――昭和一〇年代・藤村・東アジア文学――
       ……………佐野 正人
  2. 中井正一と和辻哲郎と「主体」
       ……………畑中 健二
  3. 昭和十年代における「浪漫主義的言明」の諸相
       ……………柳瀬 善治

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  4. 萩原朔太郎に於ける〈家郷〉
       ……………佐藤 伸宏
  5. The Fragmental literature ――太宰治「HUMAN LOST」論――
       ……………中村 三春
  6. 太宰治「人魚の海」の方法
       ……………跡上 史郎
  7. 芸と故郷 ――谷崎潤一郎「藝談」の位相――
       ……………森岡 卓司
  8. 中河與一の偶然論と『愛恋無限』
       ……………山崎 義光
  9. 一九三〇年代の恋愛 ――坂口安吾『吹雪物語』論――
       ……………加藤 達彦
  10. 開戦前夜の南洋幻想 ――岡本かの子の「河明り」――
       ……………土屋 忍

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  11. 林房雄研究の一九三〇年代
       ……………神谷 忠孝
  12. 杢太郎と太田教授のあいだ ――昭和十年代の日記と作品から――
       ……………畠中 美菜子
  13. 九鬼周造「流行の存在論的形態」に関する一考察
       ……………池上 隆史
  14. 保田與重郎とカント ――アプリオリな思考と全体性への射程――
       ……………野坂 昭雄
  15. 昭和期における大川周明のアジア観
       ……………昆野 伸幸
  16. 日本帝国主義の戦争への抵抗 ――作家・郁達夫晩年の足跡――
       ……………顧 偉良
    • (付) 日本の侵略戦争と作家…………郁 達夫
  17. ナショナリティによる近代の超克
       ……………ケヴィン・M・ドーク/伊藤正範訳
  18. 転向と近代日本文学史という物語の成立 ――昭和十年前後における島崎藤村の再評価――
       ……………マイケル・ボーダッシュ

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    あとがき


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